あそぶことの意味

 こんにちはFLATです🐻


ここFLATでは、あそびを中心に活動しています。その理由について……

乳幼児期の発達は、そのひとつひとつに意味があってどれも大事な発達過程なんです。

 乳児期では体の成長から始まり、心の成長へ繋がっていきます。

 例えば、赤ちゃんの向き癖は産まれて間もなくみられることが多いですが、向き癖はやがて、赤ちゃんが自分で首を動かせるようになり、向き癖の向こう側の違う世界を見つけます。音が聞こえる方、光が入る方、お母さんがいる方など、赤ちゃんが向き癖を乗り越えて反対側を向いたとき、世界がひとつ広がり心の成長がひとつ増えた瞬間です。


 その後の発達を見ていくと、手を動かすようになること 玩具などを目で追うようになること(追視) 寝返り ずり這い ハイハイ ひとり座り ひとり立ちなどの目まぐるしい成長をとげていく乳児期。その過程をみると、体の筋力(神経)の成長を通して、脳への刺激を促し心身が発達していきます。体が動きできるようになった時赤ちゃんは喜びの視線を大人へ送ります。一緒に見てほしい、あれが欲しい触ってみたい、など、欲求を膨らませながら心の成長もそれに伴いどんどん広がっていきます。


 この乳児期の発達はヒトの成長に欠かせない、大事な第一歩なのです。それに加えて、周りの大人から愛情をたくさん注がれながら、たっぷり甘え抱かれて受けとめてもらい、母親や身近な大人と愛着感関係がしっかりできると、自分で体を自由に動かしたいんだ!あっちへ行ってみたい!など、外の世界へ興味を示し始めます。そんな経験から、さらに欲深くあれもこれもしたいんだの主張が、自我の芽生えという大きな節目に向かっていくのです。


 乳児期やこれまでの幼児期の発達過程はFLATで活動していく中、援助するなかで私たちが知っておきたいお子様の体と心の発達の重要な部分です。どこかの大事な発達段階をとばしていると、身体の神経発達が十分な状態になっていない…ということから、体の軸が育っていなかったり、気持ちのコントロールができなかったりと、色々な不具合が現れてきます。また、乳児期の家族の関りや生活習慣なども重要で現在の姿へとつながっている現実もあります。そのまま成長していくと、就学後は、座っていることが苦手、コミュニケーションが苦手 集中して話が聞けない乱暴になってしまうなどの不安定な姿も多くなっています。


 神経の興奮状態も多動や注意散漫などにつながっています。これは、自律神経の交感神経のお話にもなりますが、これも実は乳幼児期いかに子どもたちがあそんで経験してきたかによっても違ってきます。


 現代社会では、たくさんの便利グッズがあり子育てスタイルも年々変わっています。共働きで毎日時間に追われて忙しいご家庭もたくさんありますよね(我が家も毎日時間との闘いです💦)。家族でのコミュニケーションもグッと少なくなっている現状です。

 子どもたちの、成長の根っこにあるものを理解し、たくさん受け止められ、今やりたいあそびをとことんやりきり、いろんな経験を積み重ねた子どもたちは、自分の力で挑戦し、困難を乗り越え自信にみちあふれていきます♪今は大人の力を借りながらも、グンと育とうとしている子どもたち。将来を見据えた発達援助を…

 

 あそびから育てる発達援助。できないからできるようにするのではなく、元の原因を探って育てよう!

こんな思いから、あそびを大事にしているFLATです。

次回はあそびの内容と目的を載せていきたいと思います↓↓↓↓↓

・活動があそび

・言葉の土台を育てること

・五感への刺激のこと

・体と心の育ち

・就学に向けて

など


リス発見!!

どこかなどこかな??

この下に虫がいるんだよ!ほらほら(^^)



こんな活動にも意味があることは次回🐻🌈

最後まで見ていただきありがとうございます(^^)