ちょっとしたお話
こんにちは!FLATです🐻🌈
4月新しい環境に不安になるお子様が多い時期です。新入園やクラスが変わったり、担任の先生が変わったり…頑張っている子どもたち!おうちで思いをぶつける姿も増えることでしょう。そんなお子さまの気持ちを理解しながら、安心できる大人のあたたかい手やまなざし、言葉で受け止めてあげたいですね(^^)
FLATに通うお子さまの姿は様々ですが。慣れたところで過ごすとホッとするようです(^^)環境の変化に弱かったり、新しいことに慣れるまでに時間が掛かったり…子どもたちなりに自分で乗り越えようとしています。子どもが助けてのサインを出しているときは、私たち大人が支えてあげながら、そっと見守ることも大事ですね。
数年前に保育士と保護者のための講演会へ行った際に、講師の方がおっしゃっていた言葉です。記憶に残る言葉でした。
乳児期は肌を離すな
幼児期は肌を離して手を離すな
少年期は手を離して目を離すな
青年期は目を離して心を離すな
どういうことかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私なりの解釈としてお話ししようと思います。
乳児期は肌を離すな
生後0か月から12カ月の乳児期は、母乳を飲み大人の肌に触れ包まれながら愛着という安心できる心地よさを知っていきます。母乳ではなくてもミルクでもしっかり抱かれながら、話しかけられながらたくさんの愛情をうけ育っていくことで、「愛着形成」という今後1番大事な成長の基盤ができます。
幼児期は肌を離して手を離すな
1歳から就学前までの幼児期は、基盤となる「愛着形成」がしっかりできてきた子どもは大人から離れて興味が広がり、自立に向けてどんどん経験を増やしていきます。時には危険なことがあると、大人は「手を出して」制止します。時にはうまくいかないことでつまずくと、「手で抱きして」安心できるようにします。時には涙して悲しむと「手で背中をさすり」大丈夫だよと解決することへ導くことを伝えます。「いつでもあなたをこの手で抱きしめるよ」安心という環境から、失敗しても大丈夫!と自らの力で立ち直ること知っていきます。
少年期は手を離せ目を離すな
就学後、いつでも大人のそばにいることはなく社会性をどんどん育む時期です。友だちの交流も広がり感情の起伏も出てきます。すぐに大人が手を出すのではなく、「私はあなたを見ているよ」というまなざしが少年期の子どもにとって大人との間に安心感を抱くことができ、さらに自信を持って社会を広げ自立へ向かっていきます。ただ、色んな危険も待っています。そんな時は目を離さず見守る 支える 我が子を守ることをしてあげたいです。
青年気は目を離せ心を離すな
一人の人としての考えや行動でどんどん歩み出していきますが、自立というまでにはまだ大人の支えが必要な時期です。困難にぶつかったとき自分で乗り越えていけるような大人になってもらいたいという気持ちを忘れずに、心は離さず困ったときは頼ってもいいんだよという気持ちでいたいです。それが、親ではなく親しい友だちや頼れる先生だとしても、一人ひとりが自己肯定感をもって将来を歩んでいってもらいたなと思います。
個人的な解釈ですが、乳児期の「愛着形成」は子どもが歩む人生にとても関係していることが分かります。乳幼児期の子育てでこの言葉を心の隅にでも覚えていると、今目の前の事で行き詰まっていたら、何か感じることができるかもしれないと思います。
乳児期は肌を離すな
幼児期は肌を離せ手を離すな
少年期は手を離せ目を離すな
青年期は目を離せ心を離すな
子育てにかかわる方で、それぞれの捉え方があると思う言葉だと思います。皆さんもこの言葉について考えながら子育てしてみると、困り事の解決につながることがあるかもしれません(^^)
児童発達支援事業所FLATですが、子育て中の困りごとなどのご相談もできる場所です(^^)
誰に相談したらいいんだろう、こんなこと話しづらいな…など思わず些細なことでもご相談くださいね🐻🌈
🐻見学なども随時受付しておりますので、お気軽にご連絡ください🐻
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